🐻 三毛別羆事件跡を訪ねて|夕方の森で感じた“静かな恐怖”

 最近、北海道でも熊のニュースが多いせいか、

ふと「苫前町の三毛別羆事件」を思い出した。 ネットで読むだけでは分からない“現場の空気”を感じたくて、 思い切って足を運んでみることにした。


森の中でハイゼットカーゴと熊の再現像が並ぶ様子を撮影した写真森の中に設置された案内図と史実パネルの看板を撮影した写真


到着したのは夕方。

観光客の姿はなく、周囲は森に囲まれた静かな空間。 あんない図の散策路を前にして、正直ちょっとビビる。 事件のことを知っているだけに、 この静けさが逆に怖さを増幅させる。

まずは慰霊碑に手を合わせ、 その後、事件現場を再現した民家を覗く。 薄暗い室内には当時の生活道具が並び、 まるで時間が止まったような空気が漂っていた。

森の中に再現された民家と、その背後から熊の模型が覗き込む様子を撮影した写真

三毛別羆事件跡に再現された民家の内部展示。囲炉裏や生活道具が並ぶ様子を撮影した写真


その時── 奥の林から「バキッ」と枝を踏む音が聞こえた。 心臓が一瞬止まる。 鹿でありますように…と祈りながら、 小走りで車へ戻る自分がいた。

そして、再現された羆の模型。 あれがまた、とんでもなくデカい。 あのサイズが本当に村を襲ったのかと思うと、 「これ銃で倒せるのか…?」と 思わず独り言が漏れるほどの迫力だった。

歴史として知っていたつもりでも、 現場に立つと感じるものは全く違う。 静かな森の中で、 当時の恐怖と緊張感の“ほんの欠片”だけでも味わえた気がした。

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